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今年度の発表会は、コロナ渦の中での開催となりました。
開催するか、延期にするか、中止にするか、と、様々な選択肢がありましたが、ピアノという習い事において、成果を発表する舞台は大きな意味を持ち、毎年発表会は、準備期間も含め、生徒の皆さんが大きく成長するための大切な機会となっています。何とかこの状況の中で、1年間の成果を披露する機会が持てないものかと、試行錯誤して参りました。
数か月~半年に渡っての準備・練習期間となりますので、その間、日々状況も変わり、その度に試行錯誤を繰り返し、例年とは異なるかたちにはなりましたが、無事開催することが出来、大変嬉しく思います。生徒の皆さん、そして何より、保護者の方々には、ご理解・ご協力頂き、本当に感謝申し上げます。 -
今年度の発表会は、舞台での演奏は、独奏のみとさせて頂きました。また、学年で区切らせて頂き、6部構成の入れ替え制というかたちで、感染対策を取りながらの開催となりました。多くのお客様の前での演奏とはなりませんでしたが、舞台で演奏する緊張感や充実感は、例年通り感じて頂けたかと思います。保護者の皆様にとっても、お子さんの努力の成果や、1年の成長を感じて頂けたのではないかと思います。また、今年度は、入れ替え制の会とさせて頂いたため、他の生徒の演奏を聴き刺激を受ける、という機会が例年よりも少なくなってしまったこともあり、生徒専用のページに、独奏のダイジェスト動画を掲載させて頂きました。
こちら→2020年発表会生徒専用ページ -
今年後は、連弾やアンサンブルは、発表会当日は演奏せず、事前に教室でビデオ撮影を行いました。
例年通りのスタンダードな連弾から、今年度は、リモート連弾にも挑戦しました。当日、皆さんにお聴き頂くことが出来ませんでしたので、生徒専用ページにノーカットで掲載させて頂きました。
こちら→2020年発表会生徒専用ページ -
今年は特別な年になりました。
二月末に開催したおさらい会直後に、休校・自粛期間となり、レッスンを休講にせざるを得なかった期間があり、その後は、これまで考えてもいなかったオンラインレッスンや動画でのレッスンを、試行錯誤しながら六月頃まで続けて参りました。
学校を始めとする教育業界では、この初めての事態に、「子供達の学びを止めない為」様々な取り組みがなされていました。「学びを止めない為」というのももちろんですが、ピアノ教室の生徒一人一人を数年~十数年に渡って指導しておりますと、その年齢の時にしかできないコミュニケーションや指導方法があり、その積み重ねで、信頼関係や、その生徒の人生においてのピアノの位置付けのようなものが構築されていくように感じています。
オンライン授業やオンラインレッスンというのものは、確かにとても便利で、これからの時代では需要が高まっていくものなのかもしれません。ただ、対面とではやはり意味合いが違うようにも感じ、その時の「音」や、その場の空気を大事にする芸術の世界では、やはり相手と直接向き合って同じ時間を共有することの大切さのようなものを、強く感じました。とは言え、生徒の皆さんは、自粛期間があったのにも関わらず、ピアノから離れずに過ごしてくれました。中高生に至っては、普段よりも多くの曲数を練習する生徒もおり、ひとえに、これまでご家庭でピアノにかけて 下さったお気持ちや時間の賜物だと、とても嬉しく感じました。
休校・自粛当初は、九月の発表会は例年通り開催出来るものと準備を進めておりましたが、今回、発表会当日は、独奏のみの発表、既に練習を始めていた連弾は、事前に録画というかたちでの開催となりました。事前録画分は、今回ならではのスタイルでの演奏もあり、この状況下の中で、楽しみながらプログラムや演奏を作って参りました。自粛期間を経験し、自宅で楽しめ、心の満足に繋がるピアノの存在のありがたさを感じて下さった方も多いかと思いますが、発表する場があってこそ、聴いて下さる方がいらっしゃってこそ!その喜びを、今回の発表会でも感じて頂けていましたら、とても嬉しく思います。
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